メラビアンの法則をちょっと誤解していませんか?
おはようございます。
さて、もはや3月が終わりを迎えます。
年度末です。
何かと新年度が始まるタイミングで、
生活に変化が訪れる人が多いのではないかと思います。
新たな人との出会いがある人が多いのではないでしょうか?
僕はというと、4月になったからと言って出会いが増えるわけではありませんw
ただ、おかげさまで日々いろいろな人と出会わせて頂いています。
初めましての人と出会うときに大事になってくるのが第一印象。
第一印象が決まる時間、3秒とか10秒とか15秒とかいろいろと説があるみたいですが、
何が人の第一印象を決めているのかということが大事です。
人は人の印象を判断するときに、主に3つの要素で判断していると言われています。
視覚情報、聴覚情報、言語情報
この3つです。
それぞれの要素の割合としては、
視覚情報…55%
聴覚情報…38%
言語情報…7%
こういった割合となっています。
聞いたことある人もいるかと思います。
『メラビアンの法則』というものです。
みんな見た目しか覚えてないんだ!って思った方、ちょっとストップです。
もちろん見た目は重要です。
ただ、この法則って、
「視覚」「聴覚」「言語」それぞれ矛盾した情報を聞き手が受け取ったときに、どれを最重要視し、話し手の感情や本心を判断するのかという法則です。
つまりどういうことかというと、
・笑いながら叱る
・浮かない表情で褒める
とかされたらどう思いますか?ってこと。
前者の場合、話し手が笑っているため、「叱っている言葉(言語情報)」よりも「笑っている表情(視覚情報)」が優先されるため、聞き手は叱られていると感じにくい。
後者の場合、話し手が浮かない表情をしているため、「褒める言葉(言語情報)」よりも「浮かない表情(視覚情報)」が優先されるため、聞き手は褒められていると感じにくい。
この場合は「言語情報」よりも「視覚」や「聴覚」が優先されたということです。
このように、聞き手が矛盾する情報を受け取ったときに、どの要素が優先されるのかってのが「メラビアンの法則」です。
メラビアンの法則は、限定された状況下での実験で行われたもの。
ただ見た目だけを気をつければ、いい印象を与えられるといったものではありません。
あくまで矛盾した情報を受け取った際に、どの情報の優先度が高いのかってこと。
単に話す内容だけでなく、話し方や見た目、ボディランゲージにも意識を向けることが大事です。
メッセージを磨いた上で、話し方や見た目、ボディランゲージに意識を向けることが出来たら、より一層、メッセージは強く正しく伝わります。
メラビアンの法則というと、
ほとんど見た目しか人は覚えていないよ!とか、
何言ってたかなんて人は殆ど覚えていないんだから、自身持って話せばOK!とか、
なんだかそもそもの法則とはズレた解釈をしている方もいらっしゃいます。
もちろん見た目も大事ですが、この法則で言いたいことは、メッセージを正しく伝える上で、非言語コミュニケーションが重要ですってことです。
何事も極端に解釈するのではなく、
本質を理解することが大事ですね^^
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